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猫係

こはみさんのお話②

約10年間、家庭内野良として人間には指一本触らせず、普段はどこにいるのか分からないくらい気配を消して過ごしていたこはみさん。


忍者のようにあちこち入り込み、時々思いもよらないところに閉じ込められては大騒ぎになりました。


私はこはみの姿が見えないと心配になって、見つかるまで探すのが日課でした。

だいたいは本猫の意思で隠れているだけで、探されると迷惑そうにしていましたが…


普段は猫立ち入り禁止のお部屋のドアが開いているのを見て、覗きにやってきたこはみ。

過去にこの部屋に閉じ込められたこともあったのですが、その後もたびたびやって来て、懲りずに侵入の機会をうかがっていました。


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